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美容液を目的別に使い分けていますか?:肌育美容家今泉まいこの見直すスキンケア

美容液の使い分け

肌育美容家の今泉まいこです。

スキンケアの見直し第4回目は「美容液」です。

突然ですが、美容液の使い分けをしていますか?

「美容液の使い分け?」と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

美容液は基礎化粧品に分類されます。そしてそれぞれが異なったアプローチをするように目的別に作られています。

様々な種類が発売されているので、デパートなどで勧められるまま購入してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ある美容家の先生は毎日3種類の美容液を使っているとおっしゃっていました。

70歳を超えてもなお美しい素肌をお持ちの先生で、年齢を重ねた肌でもスペシャルケアとしての美容液は周囲が納得するほどのお肌を作ってくれるのだなと実感しました。

美容液は使い方によって悩みの改善に一役買ってくれる頼もしい存在ですので一度見直してみることをお勧めします。

今回は様々ある「美容液」の種類と効果を最大限に発揮するような使い方をご紹介します。

 

美容液の役割は?

目的別美容液1

化粧水、クリーム、乳液などが肌を滑らかにして水分量を保つという保湿をメインにしているのに対し、「美容液」は肌の悩みを改善に一役買う「有用性」をうたっているものが多いです。

例えば「乾燥を防ぎ潤いを与えたい」「紫外線によるシミやソバカスを改善したい」「小じわやくすみなどのエイジングケアをしたい」という目的が明確にあれば、使う美容液も決まってきます。

たくさんの種類を使えば多く作用するというわけでもないので、自分の肌に合った美容液を選ぶことが重要になってきます。

 

目的別の美容液の種類

ライスパワー美容液

美白美容液

「日焼けによるシミやソバカスを防ぐ」ことを目的にしています。

ただし気をつけたいのができてしまったシミや色素沈着を「消す」ということではないということ。

肌がもともと持っている「色」を変えてしまうことはできません。

お肌の表皮にある「メラノサイト」に働きかけ、今後できるであろうメラニン色素を作らないようにしてくれます。

以前は「できてしまったメラニン色素の排出を早める」という作用のものが主流でした。

最近はメラニンを作る前にアプローチしたり、紫外線を浴びたときに作られるサイトカインとく物質をブロックしたりと、一つの美白美容液に何種類もの有効成分を配合しているタイプが多くなっています。

紫外線を浴びてしまった後その日のうちに対策することができるようになってきましたので、シミ・ソバカスを気にしている方は季節を問わず1年中使うことをお勧めします。

エイジングケア美容液

「加齢によるシワやくすみ、たるみなどの改善」を目的とした美容液です。

例えば開いてしまった毛穴をキュッと引き締めて顔全体のたるみを解消したり、元気のなくなった細胞に栄養を与えてハリを持たせるものなど、エイジングケアの中でも細分化されてきました。

「プロテオグリカン」「ヒト幹細胞培養エキス」「発酵エキス」「植物由来エキス」「プラセンタ」など各社様々な有用成分が配合されています。

お値段もプチプラからハイブランドの数万円するものまで様々です。

エイジングケアの美容液に関しては、配合されている成分が具体的にどのように働くのかを美容部員さんに聞いたり、パンフレットを読んだりきちんと理解した上で使うことをお勧めします。

ご自分の悩みにアプローチしてくれる成分をわかった上でエイジングケア美容液を使うと実感がとても早いです。

ブースター(導入)美容液

美容液の中でもブースターは少し種類が異なります。

というのも洗顔後にブースターを使うことで「その後につける化粧水やその他の美容液、クリームを肌の奥(角質層まで)きちんと届ける役割」をしてくれるからです。

角質層までの道を作ってくれるもの、肌のPhを整えて肌のターンオーバーを促進してくれるもの、オイルで肌の表面を柔らかくしてくれるものなどブースターにも様々あります。

基礎化粧品をきちんと使っているはずなのに「顔色が冴えない」「ゴワツキを感じる」などの変化を感じたら、ブースターを使ってみることをお勧めします。

ミルクタイプ、オイルタイプ、化粧水タイプとテクスチャーも様々なのでご自分の使い心地の良いタイプを選んでください。

基礎化粧品を変えなくてもブースターを1週間ほど使うことでお肌の変化を感じるはずです。

保湿美容液

「乾燥を防いで肌を健やかに保つ」働きをしてくれる美容液です。

「ヒアルロン酸」「ハトムギ」「ヒト型セラミド」など水分を多く含む成分が配合されています。

お肌の「水分を抱え込む」という生理機能が弱い方は、通常のスキンケアだけではピリピリ感を感じたり、肌が粉をふくなどの悩みがあると思います。

保湿美容液の多くは弱った生理機能を回復して保湿効果を高めてくれることが期待できます。

 

美容液をつける順番わかりますか?

美容液テクスチャー

サロンのお客様から「美容液をつける順番がわからない」と質問を受けることがありました。

正しくは

ブースター美容液→化粧水→目的別美容液→乳液orクリーム

という順番です。

化粧水で潤わせたお肌に目的別の美容液を塗ることで、きちんとお肌の中まで行き渡り効果を発揮してくれます。

それでは、美容液を数種類使っている場合はどうでしょう?

先ほどご紹介した「エイジングケア」「美白」「保湿」など数種類の美容液を使っている方もいらっしゃると思います。

答えは「水分量の多いものから使う」です。

粘度の弱いものから順にお顔にのせていけば、オーケーだということを覚えておいてください。

 

美容液を効果的に使うために

花と美容液

朝晩で使い分けをする

例えば、数種類の美容液を使っている方は、一度のスキンケアでたくさんつけるよりも、夜のケアで美白とエイジング、朝のケアで保湿などと使い分けるのがベストです。

1回で皮膚が吸収してくれる分量には限界があります。

またお顔全体に塗ってしまうのではなく、目元やほうれい線部分に小じわにエイジングケア用、シミのできやすい頬の高い部分に美白用などピンポイントで使うのも良いでしょう。

早めに使い切る

高価な美容液を購入するとどうしてもチビチビと少量ずつ使いたくなりますよね。

でも最初にお伝えした通り美容液には何かしらの有用性のある成分が含まれています。

例えば美白美容液によく使われているビタミンC誘導体などは、時間がたつと酸化して逆に全く効果が期待できなくなってしまいます。

開封から1ヶ月〜3ヶ月以内で使い切りましょう。

「見直す美容液」のポイント

美容液にも目的によって選び方があるということをわかっていただけましたでしょうか?

美容液選びと付け方の見直しポイントは……

  • 自分の目的を見極めて美容液を選ぶ
  • 有効成分で選ぶときにはその「働き」をきちんと理解する
  • つける順番は化粧液の後、乳液orクリームの前
  • 数種の美容液をつけるときは水分の多いものからつける
  • 開封後は3ヶ月以内で使い切る

お値段が高ければ良いというわけではなく、自分の目的にあった美容液を順番や適量を守って使うことで美肌へ近づけることがわかっていただけたと思います。

どんどん新しい商品が出てくるので、その中で自分にあったものを選ぶのは大変かもしれません。

まずは最初に商品サンプルをきちんと使ってお肌に合うこと確認してから購入することをお勧めします。

昨今の日本の美容液の進化は目覚ましいものがあり、各社が新しい成分や細胞レベルまでの研究でより実感ができる商品が増えています。

「何歳から使っても遅くない」

それが今の美容液の実力です。どうぞワクワクしながら美容液選びをして使ってみてください。

 

今泉 まいこ
肌を育てる独自メソッドのプライベートエステサロンを主催。 コスメ&エステフリークで良いものを伝える美容エヴァンジェリストとして発信しながら自らも「大人の美しい所作」を身につけるための活動に参加中。 皮膚生理学に基づいたスキンケア方法などをたくさんお伝えしていきます。 2012年度佐伯式認定ビューティシャン 日本エステティック協会認定フェイシャル&ボディエステティシャン。