こんにちは。ネイルサロンf’bloomです。
この春、学校を卒業されたり、就職や引っ越しなど、自分を取り巻く環境が様変わりした方も多いのではないでしょうか。
この時期は、身だしなみやお洒落の一環として初めてネイルサロンに行く方も増えるタイミングです。
そこで今回は、ネイルサロンって何を準備していけばいいの?注意するポイントは?費用や時間はどれくらいかかる?といったビギナーさんの疑問をネイリストが解説!
みなさんの参考になれば嬉しいです。
目次
まず、初めて行くネイルサロンで気になるのが料金だと思います。
サロンの場所や使っている商材によって違いはありますが、だいたいワンカラー(一色塗り)で4,000円~8,000円程度、所要時間は1時間~1時間半程度に集約されているようです。
稀に10,000円超という所もありますが、そういったところでは通常別料金になっている追加のオプションが最初から含まれていることも多く、一概に「高い」とは言えません。
逆に、低価格のサロンの場合は施術時間がタイトになっていることもあり、そのせいで最低限のケアしかされない場合もあります。
ケアが不十分だと持ちが悪くなり、2週間に1回サロンに通うなんてことも…
結局、来店回数が増えて総額は変わらないことも考えられるため、自分のライフスタイルに合わせてデザインを頻繁に変えたい、忙しく何度もサロンに行けないからしっかり1ヶ月持たせたいなどの希望に合わせサロンを選ぶのがおすすめです。
持ちのいい綺麗なネイルをつけるためには様々な下準備が必要。
予約サイトには、そのサロンの平均的な所要時間で記載されているのですが、極端に所要時間が短いサロンはその下準備を省いている可能性もありますので、メニュー内容や所要時間、手順などをいろいろ比較してサロンを決めましょう。
もちろん、ネイリストにも個人差はあります。
経験年数や得意なアートなどは様々ですので、もしキャラクターネイルや少し細かいアートをご希望なら、専門店やそういったことが得意なネイリストを選ぶといいと思います。
ただ、サロンごとに基準があり、技術チェックなどがされているため、特別なことをするのでなければ特に心配することはなく、指名なしで予約をしても問題はありません。
一度施術を受けて、仕上がりが気に入った、接客が好みだった、また同じ人に施術してもらいたい場合、2回目以降はぜひ指名をしてください。
ネイリストにとって、リピーターさんの指名は励みになります。
ネイリストといえど初めて会う人に至近距離で手を見られるので、少しでも綺麗にしていきたいと思う方も多いのではないでしょうか?
ですが、過度なお手入れは逆にネイルの持ちを悪くしてしまうこともあるので注意が必要です。
①爪の形を整える
②乾燥しているのでハンドクリームをたっぷり塗る
③ささくれが気になったのでむしり取る
これらは、ついやりたくなってしまうと思いますが、やめておくのがベターです。
ひとつひとつの理由を解説していくと…
①事前に自分で爪の形を整えない方が良い
爪の形はサロンで整えますし、何より爪を削り過ぎて長さが0ミリになってしまうとネイルの持ちが悪くなってしまうことがあります。
エッジといって爪の先端にもジェルやマニキュアを塗布するのですが爪がないと皮膚についてしまって上手く塗ることができません。
その結果、先端からネイルが剥がれやすくなりますので、どうかそのままお越し下さい。
②直前にハンドクリームをたっぷり塗ってから行かない方が良い
ネイル直前のハンドクリームの使用もおすすめしません。
ネイルは乗せる前に爪の表面の水分や油分を除去してから行います。
直前に油分たっぷりのクリームを使ってしまうと、拭き取るだけでは油分が完全に除去できなくなってしまいます。
そうすると当然持ちが悪くなるため、直前の使用は控えるのがベターです。
③ささくれはむしらない方が良い
ささくれが出来ていると気になりますよね?
ですが、無理にむしってしまい出血や炎症があると医療行為に抵触するため、私たちネイリストは施術を行うことができなくなります。
目に見えて外傷がなくても、消毒用のエタノールがしみる可能性もありますので、触らずにそのままでお願いします。
ネイル商材のメーカーさんによると「3週間程度での付け替えをおすすめします」となっている所が多いです。
日常生活の紫外線などの影響でジェルが劣化していくこともありますし、何より爪が伸びてきて生活に支障をきたすため、私たちのサロンでも3~4週間で付け替える方が圧倒的に多いです。
きちんとネイル前の下処理ができていれば5週間でも持つこともありますが、ジェルの劣化はネイリストには止められないことから、基本的に「3週間を超えたらお客様の生活習慣による」という答えになってしまいます。
使っているジェルによっても若干の違いがありますのでネイリストに聞いてみてくださいね。
せっかく付けたネイルなのでできるだけ綺麗に持たせたいですよね?
その為に出来ることは…
・爪先で作業しない
ネイルは先端まで塗布すると説明しましたが、爪でシールを剥がしたり、段ボールを開けたりすると爪先に塗布したジェルが少しずつ削れてしまって取れてしまう原因になります。
・ネイルオイルを習慣にして爪の柔軟性を保つ
ジェルを直接塗布する爪の上は油分がないことが基本ですが、ジェルが硬化した後は爪の根元や裏に爪用のオイルを使用すると爪に柔軟性がでて持ちがよくなります。
乾燥しすぎると爪が固くなって、衝撃を受けた時にジェルだけが動き爪が置き去りになってしまうため、剥がれる原因になってしまいます。
・サウナや温泉など温度、湿度が極端な環境で長く過ごさない
温度、湿度が極端な環境はジェルの変質を促進するので長時間はおすすめできません。
高温で褪色しやすいカラーもありますので気を付けてください。
・台所仕事は出来るだけ手袋をする
多くの台所用洗剤には、油を分解する成分が配合されてます。
実は、ジェルネイルの表面を徐々に溶かしてしまう性質も持っているので、そのまま家事をしていると艶がなくなったりすることがあります。
ジェルの種類にもよりますが、できるだけ手袋をすることをおすすめします。
最後に、ネイルサロンを利用する際のネイリストからのお願いをお伝えさせてください。
・遅刻や無断キャンセルはしないでください
事情があって遅刻してしまうことは仕方がないと思っていますが、10以上の遅刻は事前に連絡していただけると助かります。
サロンによっては、5分の遅刻でもキャンセル扱い、遅刻1分毎にいくらのような制度を設けているところもあります。
サロンは予約時間に場所、ネイリストをご用意して来店をお待ちしています。
連絡なしの遅刻や無断キャンセルは、トラブルになったり、社会的信用を失うことになりますのでやめてください。
・毛羽の立つ服装を避けてください
冬になるとセーターなど毛羽が飛ぶ服装が増えますが、ネイルサロンに行くときは避けた方が無難です。
ジェルネイルには酸素に触れている所が完全に硬化しない性質があります。
最後にエタノールなどで拭き取って仕上げるまでは表面が水あめを塗ったかのようにベタベタしています。
そこに毛羽などが付着してしまうと除去をしながら施術を進めることになりますが、見落としがあってそのまま封入して硬化してしまうかもしれませんし、グラデーションなどのアートの仕上がりが悪くなることもあります。
なので、出来るだけ毛羽が立たない服装でのご来店をおすすめしています。
・ライトの中でぶつけないでください
ジェルネイルは思ったよりも一瞬で固まります。
施術中、ライトの中でぶつかってしまうと歪んだ形のまま固まってしまうかもしれません。
削って修正はしますが、当初の予定より分厚い仕上がりになってしまいますので、出来るだけ注意をしてもらえたら嬉しいです。
もちろん、全部守らなくても施術は可能です。
出来そうなことだけでもご協力いただけたら、何かの時に思い出していただけたら、ありがたいです。
分からないことはネイリストに聞いて、臆せずにネイルを楽しんでくださいね。
公式サイトはこちら >> ネイルサロンf’bloom(エフブルーム)
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