失敗しない日焼け止め選び！ドイツ発サンゴ礁と肌に優しいSPEICK（スパイク）

こんにちは。

北欧美容研究家でオーガニックビューティアドバイザーの佐藤ニーフェラ史枝です。

皆さんは今年はもう日焼け止めを購入しましたか？

まだという方がいたら、是非今回の記事を参考に日焼け止め選びをしてみてくださいね。

今回、ご紹介するのは創業から90年以上も続くドイツの老舗コスメメーカー、スパイク社の「SPEICK（スパイク）」から2020年3月に発売された新製品、スパイク　サンシリーズの日焼け止めです。

希少価値のある高山植物「真正スパイク」とは

写真：公式サイトより

スパイク社が提供する「スパイク」ブランドはすべて、非常に貴重なハーブ、スパイクハーブ（Valeriana celtica ssp. norica）の根から得られる精油とエキスを配合しています。

バレリアン科に属するスパイクは、非常に珍しい高山植物で、古代文献にもその名がみられ、古くから薬草として使用されてきたヒーリング・ハーブです。

現在はその希少価値の高さから、オーストリア政府によって「保護高山植物」として指定されており、スパイク社だけが独占許可を得て、スパイク製品に配合しています。

他の植物との大きな違いは、自律神経の交感神経と副交感神経の両方に作用する植物であるということ。

（他の植物はどちらか一方に作用するのが一般的です。）

つまり、”活性作用”と”鎮静作用”の両方を兼ね備え、心、体、お肌に作用し美しさと健康をもたらしてくれます。

スパイク社は、オーストリアのノックベルグ国立公園内に生息する、野生の真正スパイクを手作業で収穫し、エキスを抽出して化粧品に配合。

希少なハーブを後世に絶やさぬよう、収穫の量を見極めながら製品づくりに取り組んでいます。

スパイク　サンシリーズの特徴

スパイク　サンシリーズには3種類あります。

• スパイク サンローション フェイス＆ボディ　SPF20・PA+++　150mL　3,900円（税抜）
• スパイク サンクリーム フェイス＆ボディ　SPF30・PA+++　60mL　 2,950円（税抜）
• スパイク サンクリーム フェイス＆ボディ　SPF50+・PA+++　60mL 　3,600円（税抜）

シリーズに共通する特徴は、

・紫外線吸収剤を一切使わず、紫外線錯乱剤のミネラル成分「酸化亜鉛」のみでUVA、UVBからお肌を守る処方

・ウォータープルーフ処方

その他、

・第三者認証・コスモス認証を取得

・無香料、合成着色料フリー

・石油系ミネラルオイルフリー

・Vegan対応（動物性原料フリー）

・グルテンフリー、ラクトースフリー

・アレルギーテスト済み

です。

海で使う日焼け止めには”サンゴ礁に優しい”ものを選んで！

左端のマークがコーラルリーフフレンドリー（サンゴ礁に優しい）マーク

近年注目され始めているのが、この「コーラルリーフフレンドリー」。

コーラルリーフフレンドリーとは、サンゴ礁に害を与えない成分で出来ていることを意味します。

実は最近、化粧品や日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤の成分が、サンゴ礁の「白化（はくか）」を招くことがわかってきました。

つまり、私達が海を汚染し、サンゴ礁やその他海の生物に知らず知らずのうちに危害を加えているのです。

現在、ハワイやパラオなどでは紫外線吸収剤を含む日焼け止めの使用が全面的に禁止されています。

それを回避するために選んでほしいのが、“コーラルリーフフレンドリー”の日焼け止め。

スパイクは、サンゴや海の生物に悪影響を与える「紫外線吸収剤」を一切使用せず、「紫外線錯乱剤」の酸化亜鉛のみを配合しています。

これにより、人間の体への負担はもちろん（紫外線吸収剤は人間のホルモンを狂わせる働きがあるとも報告されています）、自然へ配慮された日焼け止めに。

安全性の高い日焼け止めなので、お子さんにもお使いいただけます。

毎日の日焼け対策に、SPF20のサンローションを

スパイク　サンローション　フェイス＆ボディ　SPF20・PA+++　150mL　3,900円（税抜）

容量も多く、一番軽いテクスチャーで日常使いにおすすめなのが、サンローションです。

SPF20は、約6時間半「UVB波から肌が赤くなることを防げます」という意味。

何時間かという計算は、「20分×SPF値=○○分」で計算できます。

一方、PA値は、深いシワやたるみを引き起こす肌の奥へ注がれるダメージ「UVA波」の防御数値。

スパイクでは非常に高いPA+++がすべての商品に表示されています。

SPF値もPA値も高ければ高いほどいいというわけではないので、シーンに合わせた日焼け止めを選ぶことがポイント。

実体験からいうと、SPF値が高いほど肌の乾燥を感じやすくなります。

私は、毎日SPF50を使っていると肌へのダメージが大きいと感じました。

屋外で数時間遊ぶときには、SPF30のサンクリームを

スパイク サンクリーム フェイス＆ボディ SPF30・PA+++　60mL　2,950円（税抜）

「サンクリーム フェイス＆ボディ SPF30・PA+++」は、子供とピクニックをしたり、外でウォ―キング、ランニングする際に使う際に最適なクリームタイプ。

SPF30のUVBカットの持続目安は10時間です。

UVAのカット値、PAはPA+++。（非常に高い）

ウォータープルーフなので、しっかり水を弾きます。

汗や皮脂にも強いので心強いですね。

海や山などで遊ぶときには、SPF50+のサンクリームを

スパイク サンクリーム フェイス＆ボディ　SPF50+・PA+++　60mL 　3,600円（税抜）

「サンクリーム フェイス＆ボディ　SPF50+・PA+++」は、スパイクの日焼け止めの中で一番重いテクスチャーですが、海や山へ行く人にはぜひ使ってもらいたいです。

私は、コーラルリーフフレンドリーでSPF50+の日焼け止めを他にもいくつか使ったことがありますが、スパイクの日焼け止めは、決して”白浮きしない”のが特徴。

一般的に紫外線錯乱剤だけで作られた日焼け止めは、どうしても白浮きしやすいのが難点です。

なのに、スパイクの日焼け止めは、むしろ肌をワントーン明るく見せてくれるよう。

左：スパイクSPF50+を塗布、右：塗布なし

左腕の肌、もとから色白の人のようじゃありませんか。

うれしい！！

こんなに肌がきれいに見えるなら、毎日全身に付けたい！と思わせてくれる仕上がりです。

3種のテクスチャー、伸びの違い

高SPF値になるにしたがって、液が固めになります。

日常的に全身に使うなら、断然SPF20がおすすめです。

量も多いのでコストパフォーマンスもGOOD！

一方、顔や首、デコルテ、腕程度の露出箇所でしたらSPF30も良いと思います。

SPF50+は、外での長時間のアクティビティー時のために持っておくと頼もしいアイテムです。

伸ばす時のなめらかさに違いはありますが、なじむと仕上がりに差がありません。

美容成分配合であと肌しっとり

スパイクの日焼け止めはどれもしっかりUVカットしてくれつつ、植物美容成分をお肌に届けられること。

ビート根、ザクロ、セイタカヨシの植物エキス複合成分と、真正スパイクが、紫外線ダメージで乾燥した肌をいたわってくれます。

また香料がついているわけではないのですが、シソのようなさわやかな香りがします。（個人的な意見ですが）

これから本格的に紫外線が強くなる時期なので、毎日つける日焼け止めで美しい美肌を守り抜きたいですね。

公式サイトはこちら　＞＞　SPEICK（スパイク）