2023年7月7日(金)、キャッチライトレンズ OvE(オヴィ)より、2年ぶりとなる新作3種が発売になりました。
黒目を大きく、瞳を色付けることを目的とした従来のカラーコンタクトレンズとは異なる発想で、瞳の中でキラキラと輝く光を表現し、透明感と潤いに溢れた瞳を実現してくれるOvE。
愛用者からの声も参考に開発したという新作は、より私たちに寄り添った「こんなの欲しかった」と思うデザインになっています。
目次
キャッチライトレンズ OvEは、ヘア&メイクアップアーティスト中野明海さんの「撮影現場で用いるテクニックをコンタクトレンズで表現できないか」という思いから2018年に誕生しました。
“キャッチライト”とは、レフ板を使って被写体の瞳の中に写り込ませる光のこと。
漫画の中では瞳の中に白い点を描いたりして、より登場人物を魅力的に印象づけますが、これはメイクアップでは決して実現できない…
中野さんは、そのことに30年以上前から着目し、どうにかコンタクトレンズでキャッチを演出できないものかと考えていたそうです。
「色で盛るのではなく、光と透明感を宿すレンズをつくりたい」
長年の想いがようやくかたちになったのが、およそ3年の開発期間を経た2018年のことだったのだとか。
OvEは左右非対称に配した独自のデザインが特徴的で、2019年にはコンタクトレンズデザインで、初のグッドデザイン賞も受賞しています。
これも「人の瞳は左右対称ではないのでレンズは不規則なデザインにしたい」という中野さんのこだわり。
あえて不規則なデザインにすることで、瞳の中でレンズが回って自然とアシンメトリーになり、グッとナチュラルに見せられるよう考えられています。
OvEのこれまでのラインナップは8種、そこに新作3種が加わり、計11種類になりました。
既存色は1~8までのナンバリングですが、新作は「3S」「N」「9」。
中でも「3S」と「9」は、愛用者からの声を参考に開発したのだそうです。
発売当初よりすべての場面で好印象を与えると人気の「OvE 3」。
その「OvE 3」がなんだか少し大きく感じる人のため、着色外径が小さい版として登場したのが「OvE 3S」です。
「OvE 3」の着色外径が13.0mmなのに対し、「OvE 3S」の着色外径は12.3mm。
日本人により馴染むネイビーのインナーにオリーブを施すなど、4色を用いた複雑な組み合わせのデザインは変わりません。
瞳に光が入りにくい人、奥目や小粒目の人にもおすすめです。
「OvE N」は、中野さんがキャッチライトレンズ構想当初から作ってみたかった特別な夢のレンズ。
クリアでパープル味のあるグレープブラウンのキャッチライトが潤み、透明感を与えてくれます。
一見、シンプルなサークルレンズのようですが、実は4色を使った繊細なデザイン。
中野さんイチオシです。
散りばめられたライトグレーのキャッチライトがキラキラとした光になり、瞳の中に潤いとオシャレさが映る、そんな明るく優しい輝きを目指して作られた「OvE 9」。
元々こんな瞳だったような、色素薄い系に見せてくれます。
では実際、キャッチライトレンズOvEでどう変わるのか。
今回は、新作のひとつ「OvE N」をつけてみました。
それは、カラーコンタクトレンズを入れているとは判らないほど自然です。
クリアレンズをつけた私の瞳はこちら。
見比べてみると、黒目でのっぺりした印象が悩みだった私の瞳に光が入り、立体感が生まれています。
これは、虹彩(こうさい=黒目の内側にある瞳孔の周りのドーナツ状の部分)マニアだと語る中野さんならではの仕上がり。
「今日のカラコンどこの?」とか「カラコン可愛いね」と褒められるのではなく、「キレイな瞳の人だな」と思わせたいという中野さんの狙いが伝わってきました。
OvEは、まさに瞳のメイクといえる新時代のコンタクトレンズ。
これまでの「色で盛る」発想ではないため、男性でも使いやすく、自然に印象を変えてくれると思います。
購入はこちら >> PONPISH 楽天店
※本記事に記載した価格の税率は記事公開日に由来します。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。