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あの日が変わる!超吸収型生理ショーツ「ベア シグネチャー ショーツ」って?

日本製 生理ショーツ Be-A(ベアシグネチャーショーツ)

生理の時もいつもと変わらずショーツだけで過ごせるとしたら…?

ナプキンやタンポンなど従来の生理用品を使わず過ごせるショーツがあることをご存知でしょうか。

それは、2020年7月30日(木)にBé-A(ベア)から発売された「ベア シグネチャー ショーツ」。

生理用品を必要とせず、穿くだけで生理期間を過ごすことができる超吸収型生理ショーツです。

本当にショーツだけで大丈夫なの?
どうやって取り入れたらいいの?
生理ショーツを使うメリットって?

今回は、まだまだなじみの薄い生理ショーツについて、「ベア シグネチャーショーツ」を販売する株式会社Bé-A Japanの代表取締役CEO 山本未奈子さんと代表取締役COO 高橋くみさんにZoomでインタビューさせていただきました。

こんなの欲しかった!あの日を変えてくれる超吸収型生理ショーツ

超吸収型生理ショーツ ベアシグネチャーショーツとは

「ベア シグネチャー ショーツ」は、6月1日(水)よりクラウドファンディングにて先行予約販売をスタート。

公開から終了までの45日間で計9,000名以上から総額1億円を超える支援金を集め、オフィシャルオンラインストアでの一般販売後も完売が続出しています。

つまりそれだけの人が、こんな製品を待っていたということ。

「ベア シグネチャー ショーツ」は、5 層のテクノロジー構造で約120mL(成人女性の生理2日目の平均経血量30mL~50mLの約3倍)の液体を吸収。

通常の下着と同じ感覚で身に着けながら、漏れの心配から解放してくれます。

その機能を知れば知るほど「こんなの欲しかった!」と思わせてくれるアイテムです。

ひと足先を行くアメリカ!でも満足できる吸収型生理ショーツがない…

Bé A Japan 代表取締役 COO 高橋くみさん

―「ベア シグネチャー ショーツ」は、どのようなきっかけで誕生したのですか?

高橋:私はアメリカに住んでいるのですが、3年ほど前に友人から吸収型生理ショーツを使っていると聞き、その存在を知りました。
早速使ってみたものの、その商品はビックリするほど期待外れでして…
モレるし、耐久性も悪く、何回か洗うとダメになってしまいました。

 私と山本が学生時代から海外で過ごす中で、常々実感していたのは日本製品の素晴らしさ。
吸収型生理ショーツも私たちが作ったら、もっと素晴らしいものが出来るのではないか?と考えたのが開発のきっかけでした。

―アメリカでは吸収型生理ショーツは一般的に使われているアイテムなのでしょうか?

高橋:私が知ったのは3年前なのですが、アメリカでは10年弱くらいの歴史があるようですね。
最近は、初潮を迎えるお子さんに使わせたいと用意するケースをよく耳にします。
ちょうど認知されるタイミングで、これからの子たちは当たり前の選択肢になるのだろうなと感じています。

―数ある生理用品の中からショーツを作ろうと思った理由は何でしょうか?

高橋:日本人の女性が慣れている、今のライフスタイルを保ったまま、あの日であることを忘れられるような感覚で使えるアイテムが理想だと思いました。

山本:タンポンや月経カップは、特に生理がはじまったばかりのお子さんには難しいですし、抵抗がありますよね。そういった意味でも誰もが使えるのはパンツ型ではないかと考えたんです。

高橋:日本のトイレには「音姫」があるくらいですから個室内の音にも敏感だと思います。
ナプキンを替えたり、パッケージを開けたりする音もストレスになりますので、その点を解消するにも生理用品を使わず過ごせるショーツが良いのでは?という結論になりました。

中途半端な製品だったら意味がない!とことんこだわって開発

Bé-A Japan 代表取締役CEO 山本未奈子さん

―どのような点にこだわって開発されたか教えてください

山本:私たちは、これまで化粧品などの開発・販売も行ってきましたが「中途半端な商品ならば出す意味がない」と考えています。
最終的に納得いく商品で、きちんと結果が得られるものというのをポリシーにし、今回の「ベア シグネチャー ショーツ」も発売までに2年半の時間をかけました。

 もちろん、モレたら意味がない製品ですので、その部分には一番こだわっています。
後は、洗濯が大変ではないか、ムレないのか、穿いた時に気持ち悪くないのかなど、使用する時を想像し、思い浮かぶ不安や疑問を解消できる商品を軸に開発を進めました。
さらに、温もり設計など、あったら嬉しい!と思う機能も追加しています。

尿もれ下着の技術を活かして作られた吸収体

ベア シグネチャーショーツ 機能 口コミ

―シニア向け尿もれ下着などを手掛ける国内屈指の工場と共同開発されたと聞きました

高橋:たくさんのメーカーを回る中で、尿もれ下着やトレーニングパンツでも、吸収量とモレにくい技術において日本製が一番だと知りました。
シニア向けの尿もれ下着のほか、ベビー向けのトレーニングパンツなどを作っている工場の技術を活かして作っています。
中でも生理2日目にも心配のいらない吸収量に対応できる技術というのはなかなか無く。
しかも、私たちは黒にこだわったので、黒い布地で吸収量が保てるというのが条件でした。
一般的に、シニアやベビー用の下着に黒はないですよね。
濃い色であればあるほど吸収量を保つのが難しいらしく、奇跡的な出会いだったと思っています。

超吸収型生理ショーツ 漏れないのか

―吸収体の仕組みについて教えてください

山本:5層の布を重ねた吸収体です。
肌に触れる吸収体の部分は肌触りや液体を素早く吸収するなどの機能にこだわって素材を選びました。
コットンは意外とムレやすい、かぶれやすい、洗いにくいなどのマイナス面があります。
ですので、コストはあがりますが、肌に触れた時に一番快適な素材としてメッシュ状のポリエステルを採用しています。

 布地を組み合わせた構造ですから、一般的な使い捨てナプキンのように液体を含んで膨らんだり、重くなったりすることはありません。
なので、1日快適に過ごしていただけるかと思います。

―途中で履き替えたりせず、1日過ごせるということですか?

高橋:私は、朝履いて、夜お風呂に入るまで1枚で過ごしています。

山本:ただ、量には個人差があると思うので、不安な時のためにナプキンがあてられるウイングポケットもつけています。

吸収型生理ショーツ ナプキン併用

高橋:吸収体があるショーツでナプキンが併用できるポケットがついているものは存在していなくてですね、「絶対あった方が便利なのに」と思ってつけました。
それと共に、黒色タイプの布ナプキン「ベア シルクナプキン」もラインナップしています。
1日中ショーツだけで過ごすことに抵抗がある方は、午前中は布ナプキンをつけ、午後からは外してお使いいただくといった使い方も想定しています。

生理時の冷えやすいお腹のための温もり設計

生理ショーツ 温もり設計

―温もり設計までがついているのは嬉しいですよね

山本:私は生理中によく腹巻を着けていたのですが、それが心地悪くて。
だったら、ショーツ自体にお腹周りを冷やさない機能をつけると良いのでは?と思い、下腹部は生地を二枚重ねにしています。
また、テラ鉱石プリントは、洗濯で落ちる心配はありません。

 この温もり設計は非常に高性能で、私はスキーに行く時など生理じゃないのにこのショーツを履いていたりします。

洗濯のしやすさも追求

超吸収型生理ショーツ 吸収体

―洗って使うアイテムだと洗濯が気になりますが、これは洗濯機で洗えるんですね

高橋:ショーツ本体と吸収体の生地が離れるように縫製することで、すすぎやすさや乾きやすさを考えています。
生理期間中は毎日使うものなので、洗濯のしやすさを追求しました。
水がきれいになるまで3~4回もみ洗いした後、通常の洗濯と同じように洗濯機で洗って干すだけです。

―1枚でどれくらい使えますか?

山本:100回洗っても吸収量が落ちないという結果が耐久テストで出ています。
吸収率が多少落ちても使えないというものではありませんし、月に1回程度の生理の時に使うものですから、長くお使いいただけるかと思います。
買い替えのタイミングは、普段お使いのショーツと同じ感覚でお考えください。

生理と向き合う全ての方々が抱えるストレスや負担を軽減してくれるアイテム

ジェンダーレス下着

―一般的な女性用下着のイメージと比べるとクールで下着らしくない印象を受けます

高橋:私たちは、この商品をFemTech(フェムテック)な製品であると考えています。
(フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語。女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる製品やサービスのことを指す。)
最新のテクノロジーを使った技術的に優れたショーツということを表すためにも、これまでの下着にイメージするデザインではなく、ジェンダーレスなデザインにしました。
結果、あえて女性らしいデザインを目指さなかったことで、トランスジェンダーの方からも喜びの声をいただいています。
また、同様の理由から黒い色にもこだわっています。

―これから取り入れる人へのアドバイスをお願いします

高橋:当社は女性ばかり30名の会社ですが、社員自らが試して開発した商品です。
今回はパタンナーも女性ですが、彼女も自分で試し、角度やラインをミリ単位で調整して作り上げました。
細部にまでこだわり、日本の工場で作った製品として信頼していただければ嬉しいです。

山本:最初は1枚からお試しいただくと良いと思うのですが、洗い替えを考えると2枚、本当は3枚あると安心かなと思います。
また、穿き始めは予洗いをした方が吸収量が上がるので、一度洗ってからお使いいただくのがオススメです。

 女性が初潮を迎えてから、閉経するまでの期間は平均40年間といわれています。
使い捨ての生理用ナプキンを1人が1日5枚使用すると、1回の生理期間で25枚、生涯で約12,000枚も使用することになります。
「ベア シグネチャー ショーツ」は繰り返しお使いいただけますので、サスティナブルで環境にやさしく、経済的でもあります。

―お二人の話を聞いていて、私も今すぐ取り入れたくなりました。
「ベア シグネチャー ショーツ」は、多くの女性が抱える生理中のストレスや負担を軽減してくれるアイテムだと思います。
公式オンラインサイトでは入荷待ちが続いていましたが、10月1日に全サイズ再入荷!
売り切れが続出するほどの人気商品ですので、早めにチェックしてくださいね。
また、伊勢丹新宿店本館1階 婦人雑貨コーナー「ISETAN Seed –Daily index-」でも取り扱いがあります。(在庫状況はご確認ください)

公式サイトはこちら >> Bé-A(ベア)

ディレクター MIKI
ビューティープレスマンのディレクター。ライターとしても登場します。コスメブログ運営歴10年以上の根っからのコスメ好き。日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ資格も所有しています。若い子から「こんな風になりたい!」と思ってもらえるような歳の重ね方を目指す40代です。