2023年11月14日(火)、成城石井の1号店である「成城店」がリニューアルオープンしました。
“温故知新”をコンセプトに、4つのキーワードで新しい価値を提案。
これまで築き上げてきた店づくり、おもてなし、品揃えを活かした“旗艦店”として生まれ変わっています。
目次
コロナ禍による自粛生活が広がって以降、外出機会の減少やリモートワークの普及が進み、自宅で過ごす時間や自宅での食事機会が増えました。
それに伴い、「日々の買い物を自宅近くのスーパーで」といった買い物スタイルの変化が起こり、住宅街にある路面店の価値が見直されています。
特に成城エリアでは、しっかりと自身の目で野菜や果物、肉や魚を選び、自宅で調理する傾向が高いのだとか。
そこで成城石井は、成城店の改装をきっかけに、改めて生鮮3品(青果・精肉・鮮魚)の品質向上と、品揃えの強化に乗り出しています。
生鮮3品の強化とともに、バイヤーが匠の目利きで成城店のためだけに旬で高品質な生鮮食材を買い付け。
成城石井を象徴する「静岡県産クラウンマスクメロン」といった逸品のほか、1本丸のまま仕入れる鮮魚、三大和牛の松阪牛、近江牛、神戸牛といったブランド和牛など、おいしさにこだわって仕入れた商品が豊富に揃います。
その高品質な生鮮食材を活用した店内調理の総菜やお弁当なども展開し、「買ってすぐに自宅でレストランクオリティの食事を楽しみたい」というニーズにもしっかり応えてくれています。
本格的なすき焼きをお弁当にした「成城石井自家製 黒毛和牛すき焼き重」、特製タレに2日間じっくり漬け込み、味をしみこませてから焼き上げた「【肩ロース肉】国産銘柄豚2日間漬け込んだ自家製焼き豚」、ジューシーな肉と海鮮の旨味が楽しめる「海老とホタテの国産豚の手包海鮮焼売」など本格的な総菜をお手頃価格で提供。
12月からは、週末限定で店内で調理した中華総菜・揚げ物など、その日のおすすめ商品の量り売りも予定しているそうです。
さらに、メロン、とちおとめ苺、ブドウ、オレンジ、ブルーベリーの5種のフレッシュフルーツを使い店内工房で焼き上げた自家製タルト、セントラルキッチンのパティシエがレシピを手掛けた自家製アップルパイなど、ちょっとした手土産にもピッタリなスイーツも並びます。
今回のリニューアルでは、今年4月に大阪・京橋で開業したベーカリー専門店「成城石井 BAKERY」のパンも登場。
成城店の店内で焼き上げて販売されます。
京橋店のオープンから現在に至るまで不動の人気商品である「ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン」をはじめ、約30種類の売れ筋パンを東日本で初めて展開。
店内のパンコーナーには、成城石井BAKERY初登場の商品も複数並ぶらしく、“BAKERY”マークを要チェックです。
成城店では、ワイン約800種、ウイスキー約300種が取り扱われます。
これは成城石井全店でも最大規模の品揃えとのこと。
パーティーにぴったりなマグナムボトルや、成城石井で長く愛されるボルドーワイン「CH ラ・ヴェリエール」の中で最も古いぶどうの木から造ったものをフレンチオークの新樽100%で18か月熟成させた特別なワインなどが並びます。
成城店はギフトも充実しています。
1万点を超える商品ラインナップの中から、手土産や贈答用としてぴったりの商品をバイヤーがセレクト。
ギフトカウンターで社内包装検定1級を持つプロが包んでくれるほか、最高峰の接客技術だと社内で認められた資格「プレミアムエプロン」を持つスタッフが予算や好みに応じてギフトの相談にのってくれるなど、贈り物や買い物のサポートをしてくれます。
成城石井というと、駅ビルやエキナカでお惣菜を売っている店、というイメージを持っている人も多いかも知れません。
その総菜づくりの歴史は成城店の厨房からスタート、それがセントラルキッチンの設置へとつながったそうです。
路面店の強化による相乗効果に、ますます期待が高まりますね。
公式サイトはこちら >> 成城石井
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