お盆に考えたい「自分の大切な人が亡くなったら？」二子玉川にて「読むジュエリー展」開催

2022年8月4日（木）～17日（水）まで、二子玉川 蔦屋家電にてメモリアルアートの大野屋主催の「読むジュエリー展 かけら」が開催されています。

近年、終活への関心の高まりやライフスタイルの変化と共に「死」の捉え方、供養のスタイルも変わってきています。

そんな中、人気が高まっているのが手元供養のオリジナルブランド Soul Jewelry（ソウルジュエリー）。

「読むジュエリー展 かけら」は、ソウルジュエリーを購入した人から寄せられたエピソードをもとに製作された絵本『かけら』を通じジュエリーを「読む」、入場無料の展示会です。

大切な人を亡くした女性の心の変化を描いた大人の絵本『かけら』

『かけら』は、“喪失”と“希望”をテーマにした大人の絵本。

「悲しみは乗り越えることができる」という前向きなメッセージと希望のこもった作品です。

ソウルジュエリーに収める遺骨を「かけら」と表現し、大切な人を亡くした女性が喪失の悲しみから、どのように心が変化していくかを描いた物語。

家族同様に過ごしてきたペットのことも含めると誰しもが共感できそうな“別れ”と“未来”がテーマになっています。

「読むジュエリー展」の会場内では、実際にその絵本を読むことも可能。

特設サイトから絵本の感想を投稿すると、毎日数量限定で絵本『かけら』が来場特典としてプレゼントされます。（※上限に達し次第終了）

大切な人をいつも身近に感じていられるソウルジュエリー

今年12年目を迎えるソウルジュエリーは、遺骨の一部を小さな容器に納め、身近に感じることができるアクセサリー。

大切な人との絆をいつもそばで感じていたいと思う人や、お墓が遠方にあって墓参りが頻繁にできない人、突然の別れでとても寂しい思いから形見の品などをお手元に置きたい人などから人気です。

見た目は一般的なジュエリーと変わらず、デザインも豊富。

ペンダントだけでなく、リングやブレスレットも用意されています。

素材もシルバーやゴールド、プラチナのほか、レザー、天然石を使った数珠タイプ、アレルギーをおこしにくいステンレスやチタン、ボディケアカンパニーのファイテンとコラボしたタイプなど本当にさまざま。

年齢性別問わず「いつも身につける」ということを考えられていることが伝わってきます。

価格も一般的なジュエリーと同じくらいで、取り入れやすい印象でした。

お盆に、ジュエリーを“読み”、喪失と希望を体験する

「読むジュエリー展 かけら」の会場は、絵本『かけら』の世界観を再現しています。

『かけら』の原画とあわせて、ソウルジュエリーや、手に取った人から寄せられたエピソードも展示。

ただジュエリーを見ることが目的ではなく、ソウルジュエリーを通じた体験や想いを「読む」ことが今回の目的です。

実際、会場ではソウルジュエリーの販売はされていません。（相談すれば、販売サイト・お近くの取り扱い店の案内はしてもらえます。）

もし、自分の大切な人が亡くなったら。

どんなかたちの供養をしよう…、どんな風にその人のことを忘れないで前を向いていこう…、

誰にでもいつかは訪れる「死」に対して、今から考えておくことは不謹慎なことではなく、「大切だからこそ」「離れがたいからこそ」であるように思います。

お盆は、「亡くなった人を想うこと」や「死別」について改めて感じる機会。

「読むジュエリー展 かけら」の会場にも、予想を超える多くの人が来場し、写真やムービーを撮影したり、原画とキャプションをじっくりと見たり、感想を書き込んだりがされているようです。

「読むジュエリー展 かけら」開催概要

【「読むジュエリー展 かけら」詳細】
期間：2022年8月4日（木）～8月17日（水）
会場：二子玉川 蔦屋家電2階 E-room2
東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ
アクセス：東急電鉄 大井町線・田園都市線「二子玉川駅」より徒歩4分
営業時間：11:00～18:00
入場料：無料
主催：メモリアルアートの大野屋
特設サイト：https://story.souljewelry.jp/