2022年9月9日(金)、クラブコスメチックスより「ハート化粧品 クラブクリーム」が発売になります。
小学館より発行されている小説『コスメの王様』に登場するバニシングタイプの保湿クリームがリアルに登場。
明治末より愛されてきたクリームの実力を確かめる機会です。
目次
2022年3月、産経新聞で連載された(掲載期間2021.4~2021.11)フィクション小説『コスメの王様』が発売されました。
この小説のモデルとなったのは明治・大正・昭和を生き抜き「東洋の化粧品王」といわれたクラブコスメチックスの創業者 中山太一さん。
小説の中では、中山太一さんは永山利一さん、クラブコスメチックスの前身である中山太陽堂は永山誠美堂、クラブはハートとして描かれています。
そこに登場するのがバニシングクリームと呼ばれる保湿クリーム。
1911年(明治44年)に発売された「英国式 クラブ美身クリーム」のことで、今もなお「クラブ 美身クリーム」として愛される超ロングセラーアイテムです。
ハート化粧品 クラブクリーム 70g 792円(税込)
今回、『コスメの王様』の書籍化を記念して、小説に登場するバニシングクリームが発売されることとなりました。
作中と同じハート化粧品の名前が使われ、「ハート化粧品 クラブクリーム」として登場します。
中山太陽堂(現:クラブコスメチックス)のバニシングクリームは、イギリスの薬学士、化粧品技師P・L・スミス氏を迎え開発した保湿クリーム。
肌に塗ると薄い膜ができ、通気性にも優れているので崩れにくく、化粧下地として用いるのに最適だったといいます。
パッケージには、当時から続く双美人マークが描かれていますが、『コスメの王様』の表紙絵に合わせたレトロポップなタッチに。
現在も発売される「クラブ 美身クリーム」とは異なる雰囲気です。
「ハート化粧品 クラブクリーム」には、小説にちなんで牛乳発酵液(乳酸桿菌/乳発酵液(牛乳))が配合されています。
「クラブ 美身クリーム」に配合されているローヤルゼリーエキス、ピリドキシンHCI(ビタミンB6)はもちろん、カキ葉エキス、ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)、セラミド(グルコシルセラミド)もプラス。
さらに、小説に出てくる「ハート洗粉」の香りになっています。
爽やかで深みのあるシトラスウッディの香り。
「ハート洗粉」のモデルとなった「クラブ洗粉」は、1906年に中山太陽堂の第一号製品として発売され、今もなお当時を彷彿させるレトロなパッケージで販売されています。
白く、コクのあるしっかりしたテクスチャーのクリーム。
肌にのばすと、スーッと消えていくように見えることがバニシング(vanishing=消えゆく)クリームと呼ばれる理由のよう。
なじませると、べたつきはなく、しっとりとした肌に整います。
ツヤ感がなく、ぐぐっとした弾力が感じられる仕上がりは、乾燥やテカリによるメイク崩れも防いでくれるはず。
化粧下地として重宝されていたというのも納得です。
思わず、今ほど化粧品が機能的ではなかった明治末期では、どれほど革新的なクリームだっただろうと想像してしまうほど。
時代に合わせて進化しているとはいえ、111年の超ロングセラークリームの実力が実感できます。
「ハート化粧品 クラブクリーム」は、公式オンラインショップ、ドラッグストア、バラエティショップのほか、雑貨なども取り扱う書店でも取り扱いがあるとのこと。
ぜひ、小説『コスメの王様』と一緒に手に取ってみてくださいね。
公式サイトはこちら >> クラブコスメチックス
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