コロナ禍でも出張や所用などでホテルに宿泊する機会はあるもの。
もちろん、各施設で感染症対策はされているとありますが、「本当に大丈夫なのかな…?」と漠然とした不安を覚えている人もいるのではないでしょうか。
三井不動産ホテルマネジメントグループでは、運営するザ セレスティンホテルズ、三井ガーデンホテルズ、sequenceにおいて「新オペレーションガイドライン」を策定し、「3密回避」「衛生管理」の観点で対策強化に取り組んでいます。
今回は、その中から三井ガーデンホテル日本橋プレミアを実際に取材し、感染症対策を中心としたレポートをお届けします。
目次
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅、JR 新日本橋駅より地下通路直結の三井ガーデンホテル日本橋プレミア。
日本橋は、東京駅、銀座などへのアクセスが良く、周辺には三越やコレド室町などの商業施設、老舗専門店、歴史的建造物がが立ち並ぶ、東京の今と昔を感じられる街で、ロケーションもバッチリです。
9階にあるロビーは天井が高く、広々とした印象。
フロントの前はポールチェーンと整列目印の案内でソーシャルディスタンスが保たれています。
フロントカウンターには飛沫防止のアクリルパーテーション。
アクリルパーテーションは写真にも写りにくいくらいキレイで、圧迫感やスタッフさんの話が伝わりにくいなどのストレスを感じることはありません。
チェックイン時には、体調の確認や非接触体温計による検温も。
宿泊カード(宿帳)は電子システムが採用されているため、スムーズで時短にもなります。
現在、接触機会・時間を短くするためにホテル案内は説明を割愛し、用紙の配布となっていました。
チェックアウト時間、Wi-Fiパスワードなど必要なことが全て判りやすく1枚にまとまった紙は、私のように後から「どうだっけ?」となる人間には、むしろありがたい限り。
ロビーも間隔を空けて座るよう工夫がされています。
各テーブルには自由に使えるマルチクリーナーが置いてありました。
エレベーターの中も四隅に足元目印を配置することで距離が保たれるようになっています。
フロントでは、マスクや使い捨て手袋の用意もあるとのこと。
万が一、予備のマスクを忘れてしまった、翌日分のマスクがない…ということになった時は、フロントに相談してみてください。
また、チェックアウト時の精算が無い場合は、フロントに立ち寄らずカードキーを返却できる「キードロップボックス」も設置されています。
お部屋は洗面の配置をもデザインに取り入れ、使い勝手が良く、モダンな雰囲気。
モデレートクイーンタイプの部屋には、クイーンサイズのベッドを中心に対面ソファも用意されています。
そして、テーブルの上には、除菌・消臭用のマルチスプレーと使用済みのマスク・ティッシュを入れる用のビニール袋が。
感染症対策時代のマナーとして、お互いのためにも気をつけたいポイントですね。
洗面の横には、泡で出てくるタイプのフェイス&ハンドソープが置いてあります。
手洗いが欠かせない今、簡単にクリーミィな泡で手が洗えるハンドソープは嬉しい存在。
さらに、クローゼットには使い捨てスリッパが用意されていました。
未使用が判るようヒモを紙テープでシーリングした袋に入っています。
肌触りが良く、しっかりした作りなので、滞在時はぜひ活用したいアイテム。
アメニティは、和を意識したデザインの巾着にまとめて入っていました。
客室内のバス&トイレは、セパレート。
バスルームは、洗い場があるタイプで、お家のお風呂と同じように使えます。
通常のシャワーと別に、レインドロップシャワーもあり、存分にバスタイムを楽しめそう。
冷蔵庫には無料のミネラルウォーターも用意されています。
また、日本橋というロケーションだからこその提案が、周辺の百貨店や商業施設で買ってきたグルメを楽しむこと。
電車に乗って生ケーキを持ち帰るリスクも、他の荷物があるから厳しいかな…と諦める必要もないのは、地下通路直結の距離に宿泊している特権。
感染リスクを考えて外食を控えている人はもちろん、普段から女性一人では夜の飲食店に入りにくいから夕食に困るという人にもオススメです。
部屋には、お皿やカトラリー、グラス、カップが用意されているので、お部屋でのディナーやティータイムもステキになるはず。
1階にはセブンイレブンも入っています。
三井ガーデンホテル日本橋プレミアには大浴場も完備。
大浴場へは、部屋のナイトウェア、スリッパで行くことができます。
オープン時間は、15:00-25:00と6:00-9:00。
こちらでも感染症対策が実施され、現在は使用中止のロッカーを作ることで人数制限を設けています。
また、タオル、アメニティ類の用意はなく、部屋から持って行くことに。
同時に従来は使用済みのタオルを入れていたボックスの使用も中止し、代わりに濡れたものを部屋に持ち帰るためのビニール袋が用意されていました。
檜の板張りを壁面のデザインに取り入れた大浴場は、どことなく和を感じさせてくれるよう。
ゆったりとくつろげる寝湯も用意されています。
東京の真ん中、日本橋で大浴場を利用しているなんて、なんだか不思議な気分。
利用人数が制限されている今だからこそ、広々とお風呂を堪能できるかもしれませんね。
三井ガーデンホテル日本橋プレミアでは、9階の「日本橋浅田」で朝食を提供しています。
金沢にあり、慶応三年創業の「浅田屋」が「日本橋浅田」として誕生。
料亭の味わいとおもてなしをそのままに、ビュッフェスタイルで提供されてきた朝食は「楽しみになる朝食」としても人気でした。
その朝食ビュッフェは今、どうなっているのか?
現在は、和か洋のセットメニュー(完全予約制/前日19:00までの予約可)になっています。
こちらが和朝食のセットメニュー。
一汁三菜を基本に栄養バランスの取れた内容になっています。
サラダや温かな小箱料理、フルーツ、ヨーグルト、コーヒー(和洋食共通)も提供され、バラエティ豊かで豪華。
ドリンクは、ジュース、牛乳、コーヒー、紅茶、ほうじ茶、緑茶など12種類の中からオーダー出来るスタイルです。
驚くのが、これらのメニューは、ドリンクを含め全てオーダー制でおかわりが可能!
ビュッフェではないけれど、好きなものを心ゆくまで堪能できてしまうのです。
むしろ、ビュッフェ台に取りに行くことや盛り付けの手間を考えると、こちらの方が贅沢だと言っても良いのでは?
洋朝食の内容は、朝焼き上げたパンに、卵料理、洋総菜など。
洋朝食も日本料理の料理人によって作られています。
和食、洋食共に提供されるサラダは、使われている野菜がみずみずしく新鮮、ドレッシングも手作りだということ。
朝から元気をもらえるようなメニューなので、ぜひ味わってみてくださいね。
現在、三井ガーデンホテルズ、ザ セレスティンホテルズ 全32ホテルでは、地域貢献としてそれぞれのホテルの地元銘菓を宿泊者全員にプレゼントするキャンペーンを行っています。(2020年7月31日まで・予定数量が無くなり次第終了)
三井ガーデンホテル日本橋プレミアは、にほんばし えいたろうの「おやつ菓子」。(「榮太樓飴 梅ぼ志飴」など数種類の用意があるそうです!)
また、ホテルに泊まって社会貢献ができる日本赤十字社への寄付金付プランも実施されています。(2020年9月30日まで)
出張や、やむを得ない用事でホテルに宿泊する必要がある…
「旅行に行きたい」「日常から少し離れたい」と思うものの、やっぱり新型コロナウィルスは気になってしまう…
三井ガーデンホテルズは、そんな時に選びたい、きちんと感染症対策がされたホテル。
ぜひ、この時期のホテル選びの参考にしてみてくださいね。
公式サイトはこちら >> 三井ガーデンホテル日本橋プレミア