茨城県の県北地域(日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町)。
豊かな自然と常陸国風土記の時代からの歴史・文化に恵まれたこの地域には、美と健康を育むのにピッタリなスポットがたくさんあります。
週末どこかに出かけたい、日々の喧騒を忘れ癒されたい、せっかく旅行に行くなら美や健康に役立つスポットがいい。
そんな風に思ったら、茨城県北はいかがでしょうか。
目次
茨城県北は、江戸時代から「そばどころ」として知られる地域。
常陸太田市にある里美ふれあい館では、地元産のそば粉を使ったそば打ち体験や地元野菜をのせた石窯ピザづくり教室などを開催しています。
中でもそば打ち体験は美容にも良いオススメメニュー。
蕎麦はそば粉から出来ている炭水化物の一種ですが、小麦粉などとは違い太りにくい炭水化物です。
そば粉は血糖値が上がりにくい低GI食品。
また、ルチンやビタミン、食物繊維など美肌やダイエットをサポートしてくれる成分を含んでいます。
自分で打った蕎麦は、もちろん無添加。
先生が丁寧に指導、サポートしてくれるので、料理に自信がない、蕎麦を打ったことが無いという人もご安心ください。
打ち立ての蕎麦は、その喉ごしも格別です。
栄養素が溶け出した蕎麦湯も忘れずにいただいてくださいね。
常陸太田市里美地区には「塩の道」と呼ばれるハイキングコースが整備されています。
「塩の道」は、現在の北茨城市から里美地区を抜け、大子町方面に続いていた街道。
かつては海沿いから内陸部に塩や海産物などを運ぶ輸送路だったことから「塩の道」と呼ばれました。
「塩の道ハイキングコース」は、大小13の滝が連なる薄葉沢沿いの約5キロで「ハイキングコースマップ」も用意されています。
片道約1時間で初心者でも歩けるレベル。
ここでぜひ試して欲しいのが、手のひらで木に触れてみるアーシングです。
これは、デジタル社会の中で電磁波の影響などの影響を受けている私たちの体に帯電している電磁気を流すというもの。
裸足で大地に立つというのが一般的ですが、木や土、草など自然の一部に触れるなどでも良いそうです。
じっと木に手のひらをあてると自然のパワーが感じられるような気持ちに。
木の幹の感触、木々のざわめきや川のせせらぎ、土や山のにおいなど、普段私たちが忘れてしまいがちな自然が五感に流れ込んできます。
都会の喧騒から離れ、五感を研ぎ澄ます良い機会になるはず。
常陸太田市の横川温泉は、3軒の宿が並ぶ小さな温泉郷。
その歴史は古く、平安後期にまで遡ります。
八幡太郎義家(源義家)が奥州阿部氏滅亡に成功したのち、この地を通り川沿いに湧く清水を見つけ傷を癒やしたところ、四日でその傷が全治したことから「四日の湯」と呼ばれるようになったとか。
その清水に小屋をかけ、宝暦3年(1753年)に営業らしき事を始めたのが、現在も続く元湯 山田屋旅館の遠い祖先 小林長五郎です。
つまり、元湯 山田屋旅館は300年の歴史を持つ、横川温泉で一番の老舗旅館。
もちろん、元湯 山田屋旅館では現在もその温泉を堪能でき、「療養の宿」としても親しまれています。
横川温泉の泉質はアルカリ性の無色透明な硫黄泉。
pH10.1は茨城県内でもトップクラスのアルカリ度数を誇ります。
アルカリ性のお湯はトロトロ、少しぬるっとするような肌触りが特徴。
天然のクレンジング効果で、皮脂の汚れや油分を落としてくれます。
温泉に入るだけでつるつるの肌触りが得られ、芯から温まるような泉質は、まさに「美人の湯」!
湯上りはしっかり保湿をしてくださいね。
また、2017年7月常陸太田の気鋭の建築家の手により、築250年の建屋の趣を残しつつ、和モダンにリノベーションを施した和洋室は、女性をトリコにする雰囲気も併せ持っています。
客室数が少ないため、思う存分、秘湯と美人女将によるおもてなしを満喫できるはず。
元湯 山田屋旅館では、湯治、日帰り入浴にも対応してくれます。
さらに、元湯 山田屋旅館は、茨城県北の歴史や文化、食材などを積極的に活用し「茨城県北地域ならでは」を表現した茨城県北ガストロミーを味わうことが出来る宿でもあります。
茨城県は海の幸と山の幸が豊富に揃う食材の宝庫。
大ヤマメ、里川カボチャ、アンコウ、奥久滋卵、常陸ヒラメ、ローズポークなどの茨城県北を中心とした食材をふんだんに使った料理を提供しています。
せっかくその地を訪れたのなら「その土地ならでは」のものが食べたい!と思うのは旅行の常。
茨城県北ガストロミーは、単にその土地のものを味わう、昔ながらの郷土料理をいただくことに留まらず、茨城県北地域に受け継がれた歴史や文化、食材などを掘り起こし、地域伝承の郷土料理をオマージュした形で創り上げた美食です。
それは、私たちが日常慣れ親しんだメニューにさらなる驚きや発見を与えてくれるよう。
また、ブッフェスタイルではなく、丁寧に取り揃えられた朝食「花かご御前」も見逃せません。
こちらにも奥久慈産の「ふるさとの玉子」や水戸の納豆、水戸黄門も愛食した梅干し、国産大豆100%仕込み味噌、常陸太田産こしひかりなどの地元の食品を使用。
ベーシックだけれど「正しい」印象を受ける、真の贅沢な朝食とはこうした内容なのではないか?と普段の食生活を考えるきっかけになります。
横川温泉の周辺は、星空観測の条件も揃っています。
周りが暗く、開けていて、空気が澄んでいる。
都会に住んでいると、たったこれだけの条件がとても難しいですよね。
横川温泉から少し歩くと、満天の星空を臨むことが出来ます。
降り注ぐような星空は「何もない」からこそ。
いつもはスマホで撮影して思い出を残す習慣の人も、怖いくらい美しい天体ショーは簡単に写せません。
たまには、目で見て楽しむ星空に身をゆだね、心のカメラでたくさん思い出を残してみては?
ホットヨガで有名な「LAVA」が展開する高萩市のヘルスリゾート、天空の庭 天馬夢(あまむ)。
ここは、ココロとカラダをリセットできる美と健康の聖地として、最近女性に人気のスポットです。
ファスティングやリセット食で腸内環境を整え、ヨガ体験で心とからだを解放、エステやスパも完備され、乗馬体験や自然の中でのウォーキングも可能。
日々の中で溜まったものを脱ぎ捨て、ココロやカラダを見つめ直し、自分のためだけの時間を過ごす環境が整っているのです。
リセット食は、マクロビオティックや薬膳の考えをベースに、発酵食やローフードを取り入れたお野菜中心のメニュー。
内臓の働きを整え、カラダがスムーズに代謝できるようリセットしてくれます。
動物性の食材や白砂糖は使用せず、身体を整える代謝に必要な栄養素や酵素の摂取に適したメニュー構成で、食べることから“キレイ”へ。
もちろん、味も充分に満足できるものになっています。
天空の庭 天馬夢の客室には、テレビがありません。
ウッドデッキやテラスがあり、その向こうに広がるのは大自然。
テレビの代わりに自然の音に耳を傾け、デジタル画面の代わりに本を読んだり、物思いにふけったりする空間が用意されています。
また、枕やタオル、アメニティもこだわりのアイテムが用意されていて、快適なおこもりステイをサポート。
天空の庭 天馬夢で、ぜひ体験したいのが見晴らしの森(屋内ヨガデッキ)でのヨガです。
山の景色が一望でき、ヨガをする為に建てられた贅沢な空間でのヨガは、ここでしか体験できないもの。
他にも、陽だまりの丘(外ヨガテラス)、ヨガスタジオ、サンセットホール、天空の庭(本館前芝生広場)など様々なロケーションで、体内時計に合わせたバリエーション豊かなヨガプログラムが用意されています。
天空の庭 天馬夢は、東京ドーム28個分の広大な敷地が広がる日本初のヘルスリゾート。
都会の喧噪から離れた大自然の中でココロとカラダを解きほぐしてあげれば、きっとまた頑張れるはずです。
オズモールでの予約はこちら >> 天空の庭 天馬夢
茨城県北には今回ご紹介した以外に、江戸時代末期から続く酒蔵「井坂酒造店」、秋になるとあでやかな紅葉を見せる花貫渓谷、築220年の茅葺古民家 茨城県指定文化財「穂積家住宅」を使った期間限定のレストラン「高萩茶寮」(2019年の営業は終了)など、週末美容旅にピッタリなスポットがたくさん。
自然あふれる茨城県北なら、その季節に合わせた楽しみ方もできます。
美や健康のための要素を取り入れながら、自分のためだけに時間を使うご褒美旅は、自分に磨きをかけてくれそう。
美しくなれるヒントは茨城県北に。
旬の味覚や温泉自慢の宿と合わせて、いつもと違う癒しの旅に出かけてみませんか?