2024年3月20日(水・祝)~3月24日(日)まで、東京・原宿のUNKOWN HARAJUKUにて聴覚を研ぎ澄ます音響XRイベント「不快ミュージアム by nwm×NTT」が開催されています。
NTTが開発した耳元だけに音を閉じ込める技術などを用いて耳元にスピーカーがあるような感覚をつくり出すnwm(ヌーム)のオープン型イヤホン「耳スピ」をメインに使い、“不快な音”を体験できる試み。
日常生活の中で一度は耳にしたことがある音を集めたイベントは、「怖い物見たさ」ならぬ「不快な音聴きたさ」を掻き立てられ、聴けば「ああ、あの音だ」とくすりとしてしまいます。
目次
nwm(ヌーム)は、「聴きたい音」のみを届け「聴かれたくない音、聴きたくない音」を届けないようにする、究極のプライベート音響空間の構築をめざすNTTソノリティが展開する音響ブランド。
NTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した開発した、耳元だけに音を閉じ込める「パーソナライズドサウンドゾーン(PSZ)」技術を搭載したオープンイヤー型パーソナルイヤースピーカー「耳スピ」を展開しています。
現在のラインナップは、完全ワイヤレスタイプの「nwm MBE001」、ネックバンドタイプの「nwm MBN001」、有線タイプの「nwm MWE001」の3種類。
俳優の磯村勇斗さんが出演するCMでもおなじみですよね。
そんな「耳スピ」をユニークに体験できるイベントとして企画された、今回の「不快ミュージアム by nwm×NTT」。
「耳スピ」をつけてミュージアム内を回ると、“不快すぎる音”が自分だけに聴こえ、不快なシーンを音だけで再現しています。
今回、あえて“不快な音”を選んだのは、「聴覚を刺激する音」を追求したから。
思わず顔をしかめる、ゾクゾクしてしまう、そんな音を感じることで、よりリアリティや過去の体験との結びつき、想像の世界を楽しむことができます。
「不快ミュージアム by nwm×NTT」のキーとなるツールが、入口で貸し出されるスマートフォンと「耳スピ」の完全ワイヤレスモデル「nwm MBE001」。
来場者それぞれが装着した「耳スピ」と会場に音を届ける設置型のサラウンドスピーカーとを連動させた新感覚の立体音響技術と、「耳スピ」と位置情報を活用する音響再生技術の2種類がコンテンツごとに駆使されています。
スマートフォンは、動きに合わせて音が連動する位置情報活用型の音響再生技術に使われるため、特に自分で操作する必要はなく、ただ首から下げているだけ。
ミュージアム内の各コンテンツの場所に移動すると、自動的に「耳スピ」と設置型のスピーカーを連動させた“音”が聴こえます。
ぜひ、「耳スピ」の軽いつけ心地や、耳をふさがないイヤホンの聴こえ方なども確認してみてください。
「不快ミュージアム by nwm×NTT」は、2階建て。
座るエリア、のぼる階段、閉じ込められる小部屋、電話、絵が展示されているエリア、みんなでつくる不快ミュージアム、スピーカーを活用した立体音響体験、nwmの耳スピ体験&販売コーナーが展開されています。
体験できる“不快な音”は、音響学的に不快に感じるものや、心理学的・本能的に気持ち悪いと感じる音を採用したとのこと。
その中には、聴いた“音”だけでなく、何の“音”なのか理解し、そのシーンを想像することで感じる“不快”も含まれています。
「訳あり物件」と書かれた閉じ込められる小部屋では、実際に狭いスペースに入って体験。(閉所恐怖症の人は要注意です!)
明るいオープンスペースで聴くのとは違う感じ方だなと実感できる演出です。
「耳スピ」は、周囲の音を遮断せず、耳元の音を楽しめるのも魅力のひとつ。
“不快な音”を聴いて、一緒に訪れた人と盛り上がれるのも「耳スピ」ならではの楽しみ方です。
会場では、「耳スピ」のラインナップ3つ全ての体験、購入も可能。
完全ワイヤレス、ネックバンド、有線、それぞれの特徴やつけ心地をチェックできます。
そして、会場限定価格での販売にも注目!
「耳スピ」の購入を考えている人には会場で買うのをおすすめしたいほど、オトクな価格が設定されています。
今回、「不快ミュージアム by nwm×NTT」の館長には、nwm初のCMに出演し、アンバサダーも務める俳優の磯村勇斗さんが就任しました。
ミュージアムには、磯村さんが今回のために録りおろした”オリジナルボイス”も展示されています。
最初、ご自身で録った不快音をマネージャーさんに聞かせたら不快すぎてNGが出たのだそう。
そのため、展示されているのは“まろやかバージョン”だそうです。
なかなか聴くことがない磯村さんの“不快な音”は、まさにレアボイス!
ミュージアム内には、磯村さんがサインを残しているので、探してみてくださいね。
【不快ミュージアム by nwm×NTT】
◼️期間:2024年3月20日(水)~24日(日)
◼️営業時間:
初日(3月20日)14:00~20:00(最終入場 19:45~)
平日(3月21日、22日)12:00~20:00(最終入場 19:45~)
土日(3月23日、24日)10:00~20:00(最終入場 19:45~)
◼️場所:UNKNOWN HARAJUKU
東京都渋谷区神宮前6-5-10
■入場料:無料
■予約サイト:https://fukai-museum.rsvsys.jp/(予約優先制)
※事前予約は来場日の前日23時59分まで。当日の場合、会場受付にて空き枠が案内されます。
また会期中、「不快ミュージアム by nwm×NTT」から徒歩10分の距離にあるWITH HARAJUKU 1Fスペースでサテライト展示も行われています。
サテライト展示では、箱に顔を入れると不快音が耳元だけに聞こえる不思議な体験が可能。
音の中には、館長による「不快」じゃない当たり音源が入っているかもしれないそうです。
サテライト会場は予約不要、気軽に立ち寄ってみてくださいね。
東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1階
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