2023年3月15日(水)、日本の奥ゆかしさとモダンなエレガンスを融合させた YUBUNE(ユブネ)のフレグランスに「PARFUM RINGO」が加わります。
「命の洗濯」をコンセプトにスキンケア、ボディーケア、ヘアケア、フレグランス、マインドフルネスツール(お香や和ろうそくなど)などを展開するユブネ。
そんなユブネが次におくり出すフレグランスは、現代と重ねることもできる激動の時代をイメージした香りです。
目次
PARFUM RINGO 30mL 13,200円(税込)/ 75mL 22,000円(税込)
※2023年3月15日(水)発売
ユブネのPARFUM(パルファン)は、日本人調香師によるデザイン。
日本で生まれ育ったからこそ感じる、どこか懐かしく、そして新しい香り。
日本の景色、街、人、そして精神に矛盾なくなじむことを目指し、他者に対してではなく纏う人自身にこそ感じてほしいとの想いで作られています。
現在のラインナップは、TAKE(竹)、JI(寺)、SAKURA(桜)、KOYAMAKI(高野槇)の4つ。
そこに新たに加わるのがRINGO(林檎)です。
明治初頭の文明開化をイメージし、華やいでいく日本女性の躍動を、熟れた林檎と洋酒の香りで表現。
シンプルないわゆる林檎の果実の香りではなく、林檎が初めて日本へ持ち込まれた時代の空気感までもを切り取ったような、深みのある香りです。
「PARFUM RINGO」がイメージした明治初頭は、日本が近代化を果たすため、急速に西洋文化を取り入れた時代。
文明開化と呼ばれるその大きなうねりは、日本の建築、服装、食文化、習慣さえも一変させました。
そんな激動の時代を踊るように生きた女性の高揚と躍動を、同時期に初めて日本へ持ち込まれた果実「林檎」で表現した、フルーティ・ウッディ・スイート。
トップノートはパイナップル・ベルガモット・レモン、ミドルノートはレッドアップル・カラント・ブランデー、ラストノートはアンバー・シダーウッド・ムスクの構成です。
最初にパッと感じるのは、熟した林檎の甘さやパイナップルやカラント(干しぶどう)の甘酸っぱさ。
その中でブランデーの熟成した深みがほのかに香ります。
なじむにつれ、アンバー、ムスクが次第に上質な温かみに変化し包み込んでくれるよう。
モダンクラシックという言葉がぴったりで、複雑さとなじみのよさを併せ持った香りです。
「PARFUM RINGO」は、香料の含有量が高いパルファンのため、香り持ちもしっかり。
一般的にパルファンの香りの持続時間は5~7時間と言われますが、「PARFUM RINGO」はそれ以上だと思いました。(体質や体温などによって異なるため個人差があります)
手首につけておくと、最後までその香りの存在が楽しめます。
それは、まさに「他者に対してではなく纏う人自身にこそ感じてほしい」というユブネの想い通り。
また、シンプルでありながら、光の加減などで表情を変える澄み切ったボトルや、一度剥がしてまた貼り付けることで表情を変えるラベルも魅力のひとつ。
ちょうど液体の香りである香水(においみず)が日本で広まっていったのも明治初頭。
そのころの香りに現代のエッセンスを加えたらこんな香水になるのでは?と想像が膨らみますね。
公式サイトはこちら >> YUBUNE(ユブネ)
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