2021年2月10日(水)、フィリップスからN95フィルターと電動ファン搭載の次世代型マスク「ブリーズマスク」の新色サクラピンクが発売されました。
従来のラインナップであるブラック、グレーに、やさしい印象のカラーであるサクラピンクが仲間入り。
花粉などの有害物質をブロックしつつ、マスク内部が蒸れずに息苦しくない。
スタイリッシュなデザインと機能性を両立したマスクです。
目次
一口に「マスク」といっても、素材やデザイン、用途の違いによって、様々な種類があります。
昨今は、実証実験の結果などからマスクの種類にも注目が集まっているよう。
シーンや用途に合わせて適切なマスクを選ぶことは、マスク着用時の不安やストレスを和らげてくれます。
中でもN95マスクは高いブロック効果があるとされ、アメリカ労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアし認可された微粒子用マスク。
元々は、製造、建設現場など粉塵の多い場所で使用するマスクとして活用されていましたが、結核、SARSなどの感染症防止にも有効であるとされ、医療業界でも使われるようになりました。
ひどい花粉症に悩まされている人は取り入れているかもしれませんが、効果が高い反面、高い気密性から息苦しく長時間つけていられないという声も聞きます。
また、高い感染リスクにさらされる医療現場を優先するといった理由からも一般的に浸透していないよう。
ブリーズマスク サクラピンク オープン価格
※2021年2月10日(水)発売
「ブリーズマスク」には、そんなN95マスクと同等のN95フィルターを採用し、かつ電動ファンを搭載することで息苦しさや蒸れなどの不快感を軽減してくれます。
内側に装着するN95フィルターを使い捨てにすることで、衛生的でありながら外側のマスクカバーとファンの繰り返し使用が可能。
マスクカバーは、ファンとフィルターを外した状態で、湿らせた柔らかい布で拭くか、水に浸し中性洗剤でやさしく手洗いできます。
一般的なN95マスクに比べると、デザインもスタイリッシュ。
「ブリーズマスク」は、マスクカバー、交換式フィルター、マイクロUSBで充電可能なファンの3つのパーツで構成されています。
「ブリーズマスク」に搭載されているのは日本電産製のファン。
電動ファンがマスク内部の空気を排出し、内部に新鮮な空気が入ることで、マスク着用時の呼吸抵抗を大幅に減らしてくれます。
ファンはマスクカバーにはめ込んで装着。
USBポートがある側が充電池になっていて、マスク内部についているマグネットで固定します。
電源ボタンはファンの外側にあり、マスクを装着したままで操作が可能。
1回(電源ON/低速)、2回(中速)、3回(高速)、4回(電源OFF)と、ボタンを押した回数でファンの動きを調整できます。
二つ折りのマスクフィルターは、広げると立体型になり、マスクカバーの内側に沿うデザイン。
内側に左右を示す「L」「R」が記してあるほか、ファンにはめ込む通気弁、ノーズフィッターがついているため、戸惑いや間違いがありません。
左右の穴をマスクカバー内側の突起に引っ掛けるようにして装着します。
これだけでしっかりフィルターが固定されました。
顔の動きなどの影響でフィルターがズレる心配もナシ。
N95レベルの高性能フィルター(4層)により、飛沫、PM2.5、細菌、ウィルス、花粉をカットしてくれます。
さらに、UPF50+レベルで肌を紫外線からも守ってくれるそう。
(※UPFは主に衣類などに用いられるUVカットの世界的基準値。UPF50+はUVカット率95%以上と考えられます。)
マスクフィルターは、汚染物質の量や環境によって使用回数の目安が異なります。
「ブリーズマスク」本体購入時に1枚付属、ひと箱5枚入りで購入が可能。
マスクカバーは、何千もの高品質素材の中から厳選したメッシュ素材を採用し、有害物質をブロックしながらも空気が通るように設計されています。
さらに、しっかりしたフレームと弾力のバランスを両立しているため、着け心地もやわらか。
この3Dデザインは、ヨーロッパのデザイナーチームにより生み出されたということ。
アジアンフィットを意識したデザインで、顔にフィットしやすく、顎まわりに美しいVラインを作ってくれます。
マスクのひもの長さはアジャスターで調整するタイプ。
鼻、頬、耳で効果的に圧力を分散させるため、重さも感じにくい作りになっています。
実際につけてみると、想像よりも軽いつけ心地で、ファンの重さを感じません。
また、つけた瞬間のしっかりとしたブロック感と、ファンを稼働させた時のスムーズな呼吸のギャップが感動的。
ファンの稼働音は感じられるものの、耳に近い部位である口もとにつけていても気になるほどではありませんでした。
マスク内の呼気は、ファンを通じて下向きに排出されるのだそう。
ただ、ファンの排気によって周りの方々に不安を与えてしまうことも想定されることから、周囲へ配慮しながら使った方がよさそうです。
マスクをつけている間中ファンを稼働させる必要はないので、時折、マスク内の換気として使ってもよいですね。
「ブリーズマスク」は、マスクをつけている時の息苦しさが行動のストレスになる軽い運動や身体を動かす仕事中、ひどい花粉などをしっかりブロックしたい時などに活躍しそう。
新しいマスクの選択肢として、シーンや目的に合わせて取り入れてみては?
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