POLA(ポーラ)最高峰のスキンケアシリーズB.A(ビーエー)。
エイジングケアを考えた時、もしくはCMを目にした時、「良さそうだな」「使ってみようかな」と検討した方も多いと思います。
POLA最高峰ブランドで決してお手頃ではないのに高評価を得ていて、愛用者も多い、そして何より効きそうな雰囲気…
でも、「期待して使ったのに、なんだかいまいち…」「良さがわからない」「評価高いけど、私には効かないみたい」という声もちらほらあるようです。
今回は、B.Aのクレンジングからクリームまでの5品を2週間体感できるトライアルベーシックセットを通じて、その実力を検証してみたいと思います。
目次
かくいう私も、最初にB.Aシリーズを使ったのは32歳の時でした。
POLAのエステに通い、スキンケアはアペックスを使っていたため、3日間使えるという化粧水と乳液のサンプルブックをもらったのがきっかけ。
エイジングケアをちらほら意識し始めていた当時、ものすごく期待して使ったのを覚えています。
結果は「保湿効果は高いと思うけれど、正直べたつく。乳液まで使うとテカテカ。香りも好きじゃない…」という散々なもの。
ところが、その1年後、33歳の肌で化粧水を使ってみたら、全く印象が違いました。
同じ化粧品なのに1年でこんなに感じ方が違うもの?肌が満たされている感じがする!とビックリ。
当時のスキンチェックでも、肌ダメージを受けていて、水分量が減っているという結果が出ていたのです。
思えば、私は33歳がひとつの「お肌の曲がり角」だったのですね。
以来、化粧水を中心にすっかりファンになり、定期的にB.Aを取り入れてきました。
本格的に「スゴイ」「自分の肌に合っている!」と実感したのは40歳くらい。
現在のB.Aに全面リニューアルされた時です。
B.Aは、ラインで使うことでお互いがぴったりと補い合い、各アイテムが最大限に力を発揮するように設計されていると言います。
さらに一緒に使ったときに、次のアイテムを受け入れる土台になるよう考えられているとか。
一品使用でも高い効果感を目指していますが、ライン使用することでB.Aの目指す肌を、より実感でき、よりB.Aを好きになれるということです。
そこで今回は、B.Aのクレンジングからクリームの5品が入ったベーシックセットを使ってみました。
B.A ベーシックセット
・B.A クレンジングクリーム 20g
・B.A ウォッシュ 20g
・B.A ローション 20mL
・B.A ミルク 15mL
・B.A クリーム 5g
現品でのグラム換算をすると、16,000円程度に相当します。
それぞれがミニチュアボトルで、トライアルでありながらも現品同様のスキンケアステップが出来るのが嬉しいですね。
ベーシックセットは約2週間分。
しっかりと使い心地を確かめられる分量だと思います。
B.Aのクレンジングはクリームタイプ。
ゆるめのなめらかなクリームで伸びがよく、肌に伸ばすとオイル状に変化します。
とろけるようなリッチな使用感は心地よい反面、「これでメイクがきちんと落ちるの?」と若干の不安を覚えますが…
落ちにくいアイライナーも、するっとなじみ、キレイに落ちます。
B.Aのクレンジングクリームは、水またはぬるま湯での洗い流しを推奨していますが、メイク落ちが判りやすいようティッシュで拭き取ってみても、すっきり。
しっかりメイクは落としつつも、肌を守ってくれているような、絶妙の洗い上がりです。
リッチなクレンジングクリームは油膜感があるものも多い中、B.Aはそこまで油膜感が強いわけではありません。
さっぱりした使用感のクレンジングをいつも使っている人も「こんなクレンジングスタイルがあるんだ!」と新感覚で受け入れられそう。
クリームクレンジングとオイルクレンジングの良いとこ取りをしたような使い心地です。
B.Aの洗顔料は、フォームタイプ。
少量でもクリーミィで濃密なホイップクリームのような泡が出来ます。
それは、うっかりフォームを多めに出してしまうと、顔を覆い切れないほどの量の泡が出来てしまうほど。
豊かな泡が肌と手の間でクッションの役割をしてくれるため、摩擦による刺激などの肌への負担を与えません。
それはまるで濃密な泡でマスクをしているよう。
洗い流した後は、肌に必要なうるおいは残しながらも、洗顔に求めるすっきり感はきちんと得られる印象です。
そして、B.Aシリーズのスターアイテムともいえる化粧水。
私もそうでしたが、マイファーストB.Aや信頼コスメとして、ローションだけを取り入れている人も多いようです。
とろりと濃密な印象ですが、肌に広げると沁み渡るようになじみ、「肌が満たされている!」というような感覚があるはず。
普段はコットンで化粧水を使っている人も、「B.A ローション」はぜひ手でつけてみてください。
なじませた後、押し込むようにハンドプレスをすると、うるおいに満ちた、弾力のある肌を実感出来ます。
「B.A ローション」は、個人的にもB.Aシリーズの中で一番好きなアイテム。
この化粧水が、肌にマッチしているか、満足できるかが、自分にとってB.Aが必要なのか、合っているのかのひとつの目安になると思います。
ローションで肌を整えた後は、「B.A ミルク」。
ベーシックセットには含まれていませんが、B.Aシリーズには美容液もラインナップされています。
美容液を使う場合は、ローション→美容液(セラム)→ミルクのステップで。
B.Aでは美容液をスペシャルケアと位置づけ、基本のお手入れはローション→ミルク→クリームとなっていました。
ゆるめの乳液である「B.A ミルク」は、肌に溶け込むようになじむ印象。
うるおいのヴェールをかけたような保湿感に包まれます。
肌タイプやコンディションによっては、この「B.A ミルク」でスキンケアを終わらせても良さそう。
実際、私は混合肌なので、朝のスキンケアをローション→ミルク→日焼け止めクリームにしていました。
スキンケアの最後は、「B.A クリーム」。
「B.A クリーム」には、タイ周辺で高価なシルクの原料として使われる黄金繭のなかでも、希少な種類(世界主要国での繭生産量の0.0001%という希少性)から独自開発の製法によって抽出した、ポーラ独自の保湿成分「ゴールデンLP」が配合されています。
さらに、レンゲソウから高濃度に抽出した「EGクリアエキス」や、ヨモギから高濃度に抽出した「YACエキス」といった植物由来のオリジナル保湿成分も使用。
現品は30gで32,000円という、まさにB.Aシリーズ最高峰(「B.A グランラグゼII」を除く)とも言えるアイテムです。
その1/6サイズがスターターキットに含まれているなんて!
これだけで5,000円以上に相当します。
こっくりとしたクリームは、するするとなじみ、滑らかな質感の肌に仕上げてくれます。
リッチなクリームにイメージするような、「ごってり」感や、重さ、べたつきはありません。
それは、肌の表面に2層の膜(浸透膜と保護膜)を作ってくれているから。
何度も触れて確かめたくなるベルベットのような触感と、押し返すような弾力感のある肌に整えてくれます。
真珠1粒くらいが使用量の目安となっていますが、量を調整することで、肌タイプや肌コンディションに合わせることができました。
B.Aシリーズをクレンジングからクリームまで使い仕上げた肌は、まるでエステ後のよう。
そのリッチな仕上がりは「さすが、B.A!」と思ってしまうはず。
ただ、私の個人的な感想としては、B.Aほど肌にマッチするかしないかで使用感が左右されるスキンケアラインはない!とも思います。
使った翌朝の肌が脂っぽい、保湿力以外の効果はよくわからない…と感じるのなら、その時の肌はまだB.Aを求めていないのかもしれません。
それは、年齢だけでなく、肌タイプ、普段からのスキンケア、様々な要因によって決まるはず。
私の友人にも、20代後半からローションだけはずっとB.Aを愛用しているという人もいれば、40歳を迎えても「B.Aってそんなに良いですか?私にはわからないんです…」と言う人もいます。
私の実体験で考えても32歳の時は「なんだ、このごってりしたスキンケアは!」と思ったのに、33歳だと「肌が満たされている感じがする!スゴイ!」と実感。
たった1年でも肌の状態は変わっているのだなと痛感したわけです。
自分の肌にカチッとB.Aがハマった時は、「これがエイジングケアなのか」とその効果実感に感動するかも。
それを確かめるためにも、クレンジングからクリームの5品が入ったベーシックセットはオススメです。
購入はこちら >> B.Aのクレンジングからクリームの5品が入ったベーシックセット
※こちらのセットは百貨店ポーラコーナーでは販売されていません